どうもめかぶんです。
四月は怒涛の忙しさで、更新する暇もありませんでした。悪しからず。
今回紹介したい映画はゲオのGWセールで観てみた『パームスプリングス』です。
砂漠のリゾート地、パーム・スプリングス。そこで行われた結婚式に出席したナイルズは、花嫁の介添人サラといい雰囲気になる。そんな中、謎の老人が2人を襲撃。矢で肩を射抜かれたナイルズは、サラと共に近くの洞窟に逃げ込む。やがて彼らは洞窟内で謎の赤い光に飲み込まれ、結婚式当日の朝まで時間を遡ってしまう。
正直この映画は何の前情報もなく、ジャケットが素敵だったので、観てしまいました。
コメディなんだけどしっかりとした脚本?
ループものとは、つゆ知らず、見始めたわけなんですが、主人公のフランクさと
余裕のある立ち振る舞いは、何だかちょっと魅力的だなと思っていたんですが
それが『ループしているから』と理解を得たときはなるほどなと感じることができました。
さらに展開として面白かったのが、『ヒロインを巻き込む』ってところでしょうか
洞窟に連れていくと巻き込めるという謎の展開には戸惑いましたが
そこから二人の冒険に話が変わっていったときの自由さとワクワク感は
この映画の中で一番魅力的なシーンだったのかなと思いました。
結果として『ループから抜けだそうとする』という立場から物語の解決を考える姿に
勇気と元気を貰えたかなと思います。
主人公の『リスクを犯さずに、この世界を楽しもう』って考え方も人間らしくって好きですけどね。
二人が見つけた答えとは
このループの世界には二人以外の住人も見え隠れする描写がありました。
二人が見つけた答えは『このループからの脱出』だったわけですが
二人が脱出した後にすることがプールでくつろぐことだったわけなんですよね。
このことから『時が流れること』は自分の中では当たり前になっているんですが
このシーンを見ているとそれが大切であって、それがあるからこそ
過程を楽しむことができるのかもしれませんね。
そんな世界の住人の姿を見るこの映画は結構おもしろかったです。
まとめ
肩の力を抜いて、ちょっと不思議な世界を見れるこの映画の価値は十分にあると思います。
この春だか夏だかよく分からない陽気の今の時期にぴったりの映画でした。
すっごい名作って感じではないですがオススメの一作です。