(ネタバレあり)即席でスラムダンク感想
どうもめかぶんです。
今回待ちに待ったスラムダンクの映画をレイトショーでみてきたのでその感想を書き留めて置こうと思います。
この映画、公開するまで情報の公開が全然なく、おそらく多くの方が期待していた『山王戦』かどうかもわからない状態でした。
そんな中できるだけ情報を入れず映画館ではじめての感動を味わえると思い足を運びました。
【良かった点】
・映像美、モーションがリアルなバスケットの動き。
・山王戦であったこと。動いている山王の選手たちをみれる感動。
・桜木以外の声優さんが違和感なくみれたこと。山王の選手たちの声もイメージ通りだった。
・試合ラストの演出。
・井上先生が書き下ろしたキャラクター映像がOPでみれること。
・一瞬綺麗な映像で今までの振り返りシーンがあったこと。豊玉なんかもみれたりして嬉しかった。
【気になった点】
・赤木が倒れた時の魚住カット。
先輩を出すくらいなら丸々カットしてくれた方が良かった。この先輩の話の下りも長かった。
・桜木の声はリアル寄りの演出の為映画の声が合う場面も多いが、『ヤマオーは俺が倒す』『左手は添えるだけ』なんか聞くとやっぱり前の声優の方が個人的には合っていた。桜木花道がすごくクレバーなキャラクターになっていた。
・宮城の話自体は悪くないけれど、何よりも面白い山王戦を縮めてまですることだったのか疑問。オリジナルストーリーは全体的に暗いので、回想に入ることで試合の熱量との差でテンポが悪くなっているように感じた。
・原作ファンに向けてなのか結果のシーンを寄せ集めているので、フリがなくなってしまい、名シーンのインパクトが薄くなってしまっているのも残念だった。漫画ではハルコさんが『死守よ』と涙を流しながら応援をするシーンでいつも感情移入してしまうのですが、今回の映画では流れるようにそのシーンに到達してしまうので、感情が追いつく前にハルコさんが泣いている。
・山王戦なので桜木花道が振り返って原作同様に終わるのかなと思っていたら、サワキタと共に海を渡った宮城リョータという唐突な展開で終わってびっくりした。
【まとめ】
個人的な感想としては、うーん。というのが正直なところです。良い点、嬉しい点は勿論多かったです。結果として自分が期待していたところはやっぱり『山王戦の再現』だったんじゃないかなぁと思います。それをできるだけの技術があっただけに、悔しい気持ちもあるって感じですかね。原作者の井上さんがメインに関わっているぽいので「リアル」っぽさがでてしまっていたのがマイナスに働いてしまったのかなと思います。宮城の洞窟の中で泣くシーンは『スラムダンク』のシーンとしては○ではなかったのかなと思います。いずれにせよファンは観る作品だと思うので、色々な人の意見をみてみたいなと思います。ではでは。