脳細胞の支配下で『王様になれ』観てきましたよ
どうもめかぶんです
ピロウズ30周年が近づくにつれ、年甲斐もなくピロウズ熱が高まってきます
そんな中、今回、新宿シネマートにて『王様になれ』観ました!
バスターズにオススメ度:★★★★★
バンド「the pillows」の結成30周年プロジェクトとして製作された青春映画。「the pillows」ボーカルの山中さわおの原案を、俳優で舞台の演出家としても活躍するオクイシュージ初監督作品として映画化。カメラマンになる夢を抱きながらも、厳しい現実を前に苛立ちと焦りを感じながら叔父のラーメン店で働く祐介。初めて足を運んだ「the pillows」のライブで、思いを寄せるユカリを偶然見かけた祐介は、ユカリと話すようになる。祐介はユカリとの距離が近づいていくにつれ、徐々に「the pillows」の魅力にもはまっていく。主人公の祐介役を岡山天音、祐介が弟子入りを懇願するカメラマン・虻川役を岡田義徳が演じる。そのほか、「the pillows」のメンバーが本人役で出演し、「GLAY」「ストレイテナー」など「the pillows」と交流のあるミュージシャンたちも多数出演する。
予告通りの青臭さとpillowsの音楽
主人公はカメラマンになる夢を抱きながらも、厳しい現実を前に苛立ちと焦りを感じながら叔父のラーメン店で働く祐介。
この祐介がpillowsファンへと変わりゆく姿にグッときました
そして過去の自分は真っさらな状態の祐介なんですよ
歌詞カードを眺めながらCDを流し聞きする喜び
それがピロウズなら喜び嬉しさが、とんでもないですよね
yes I know you
I know you
I know you
and fall in love
まさか映画館で『I Know You』を素敵な映像にのせて
聴ける日がくるなんて感慨深かったです
さわおファミリーを探せ
この映画ほどスペシャルサンクスでアーティストが登場する映画があるでしょうか
物語の節々で登場するアーティストに一喜一憂できる楽しさもあって良かったです
勿論ピロウズも本人役で登場するので
『ネギ』のくだりや『山中さわお』の演技など
ファンであるほどクスっと笑っちゃうようなところも良かったです
ライブシーンと王様になれの物語が交錯し心にくるものが
ひねくれ者のピロウズですが、物語は真っ直ぐで
その真っ直ぐさが、熱のある曲の演奏とリンクするので、やっぱり良かったです
主人公がミスをして再チャレンジを山中さわおに打診するシーンがあるんですが
いつものラフなさわおさんで、いい大人を感じた後に
『いい写真を撮る』『ピロウズもいいライブお願いします』
『おう、やってやるよ』
この『おう、やってやるよ』がグッとくる良さがあったんですよ
きっと普段のピロウズを知ってるのもあるんですけど
10年前好きになり始めた時に言ってた『まだまだこれからだからな』
と力強く言っていた山中さわおと本質的に何も変わってないな感じたからだと思います
この後の『確かめに行こう』は
映画館の爆音と、ど迫力の演奏シーンで個人的ベストアクトになりました
まとめ
期待通り、いや期待以上のピロウズ映画でした
思入れが強い分の感動だったと思いますが
ピロウズファンに向けて作ってくれたプレゼントだと思うと
やっぱり嬉しいんですね
これからもピロウズの音楽を好きでいたいし
もっと沢山ピロウズを知りたいと思いました
サンキューマイトワイライト