【ネットフリックス】教えても伝わらない『ブラックミラーバンダースナッチ』とかいう傑作映画
どうもめかぶんです
寒くはなってきましたが全然雪とか降る気配はないですね
正月は旅行で歩きまくって運動したからか最近は食欲旺盛になっちゃってます
そんな旅行先で見たニュースにあのブラックミラーの新作が出ると・・
そんなの見るっきゃないっしょ!
と意気込んでいたんですが、今になってやっと観ました!
まぁ言いたいことは山ほどありますが
今回紹介したいのがこの『ブラックミラーバンダースナッチ』です!
オススメ度:★★★★★
『ブラック・ミラー: バンダースナッチ』 1984年。プログラマーの青年が、壮大なファンタジー小説を元にしたビデオ・ゲームの開発を進めるにつれて、自らの現実を疑い出すようになる。やがて人生が破綻しかねないような問題に直面し...。「ブラック・ミラー」中毒のあなたに。 『ブラック・ミラー: バンダースナッチ』 をNetflixで観よう!
脚本家はあなた!いわばゲームブック!物語は自分が進められる
昔、ゲームブックって遊んだことありますか?
こんな風にフローチャート式に物語は進んでいきます
AからDに進もうと思った場合にBやCを通ってないとバットエンドを迎えてしまったりと
道を違えながら物語は真実へと収束していきます
その過程がめちゃんこ面白い!
はっきり言って人生に正しい選択肢なんてありません
だけどプレイヤー(自分)は主人公がバットエンドを迎えないよう
良い方向良い方向に進ませていきます
物語の綿密さ!そしてそれがメタにも効いてくる脚本の上手さ
あなたはこの主人公をロールプレイすることでハッピーエンドを探していきます
良い結果を迎えたいですよね?それがハッピーですもん
ただこれがこの物語を考えさせてくれるポイントであり面白いところなんです
こんな人生の岐路に良い選択ばかりできているとどう思いますか?
自分が自分じゃないような感覚に陥りません?
この作品やっぱりすごい。主人公は薬をいつも服用しています。
それも相まって主人公は自分が操られている感覚を抱き『画面にいる私に話しかけてきます』
おいおいどこのデットプールだよ
状態になってきて話がより一層深みを増します。
ロールプレイしていたはずの自分が主人公を操るだけの存在に。
ゲームブックを活かしたメタ、さらにロールプレイさせたメタ、さらに自分自身の世界に置き換えて不安な気持ちにもなりました
自分は映画作品をみるときに、裏切られた!っていう展開や
なんて感動的なんだ!心動かされた!っていう展開に
作品に対しての価値観を抱いたりするんですが
完全に今回の作品を見ていて感じたのは前者の感動
もっというと完全に新しい感情の裏切られた!でした
単純にこの作品に関わった人はすごい、天才的だって思いました。
なんやかんやで、2時間ほどかけて
終わりを迎えたんですが、きっとこのエンド以外のエンドがあるんでしょう
エンドを迎えると戻ることができなかったので確認できていないですが
もっともっと
ハッピーなエンドを迎えたかったのが正直な感想です
だけど、もやッとしたままこの世界から抜け出せていないような
この後味の悪い終わり方がこの作品のエンドとしてふさわしいのかもしれないと思ってます
兎にも角にも2019年これがベストになる可能性がありのありっす
ぜひ見る時はPS4で!オススメっすよ
ではでは